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基本理念
私たちライフアシスト Familish(ファミリッシュ)は平成19年度よりさいたま市を拠点に活動を始めました。
Familishという名前はみんな家族のような雰囲気にしたいということで(Family)、 私たちの願い(Wish)を実現させる。
という想いを込めて『Familish』になりました。
現在、障害があっても「生活保護」「障害者年金」「特別障害者手当」で収入を得て、介助派遣事業所から介助者の派遣を受けることで施設や親元を離れ、一人暮らしが出来ています。
(私たち特定非営利活動法人 ライフアシストFamilishも、この介助者派遣をしている事業所になります。)
この制度でよく言われる「当たり前の生活」、好きなときに好きなものを食べ、寝たいときに寝て、友達と飲みに行ったり、デートをしたりといった生活が出来ます。こういった制度が出来たのは先人達の賜物であり、今の現状を作ってくれた先輩方には感謝するばかりです。
しかし、「当たり前」というには何か足りない気がします。それは働くこ とです。一人暮らしはしているけれど一日中家にいて昼間から酒を飲んでいたり、夜中までTVゲームをしたり、それは当たり前の生活でしょうか?汗水たらして働いて稼いだお金で家賃を払い、税金も払いご飯を食べて、休みの日に遊びに いったりするのが「当たり前の生活」であり、本来あるべき「自立生活」ではないかと私たちは考えています。
と言っても現在の制度や障害によって働くことが難しい状況ではあります。それでも何か出来る事があるはずだし、障害者だからこそ出来ることもあると思います。働く場所がなかったら自分達で作ってしまえばいい。Familishはその一つです。障害を持った人が現状に悲観することなく、現状に甘えることもなく、自分が自分自身の人生の主役となって生き抜けるようにする。それが私たちライフアシストFamilishの役割だと思います。
障害を持った人も、その人を介助する人も「Familish」に関われて良かったと思える団体にしたい。それが私たちの願いです。
特定非営利活動法人 ライフアシストFamilish
代表理事 宮澤 厚志